国立 麦酒店舗
《酒蔵と火の見やぐらと桜の木と》
国立にできた地ビールを味わう和風店舗です。
施主はもともとこの地のつくり酒屋で、ルーツである拠点整備として計画の相談がありました。
文教地区として風情のある静かな住宅地に、酒つくりの場として酒蔵と町屋をイメージしたものをとの希望でした。
さらに火の見やぐらもほしいとのこと。
具体的には、木造で古材を再利用して時代を貫いていけるような民家の形です。
都会の準防火地域であるがための法的規制がありましたが、なんとかクリアして純木造で仕上げました。
庭には、池と三本の桜の大木が植えられました。
昔からあったような懐かしく落ち着いた屋敷構えが実現しました。